4年前

4年と2日前に屋久島から東京に戻ってきた。そして、4年前の今日、再び東京の職場での勤務が始まった。そう、それは4年前の国際生物多様性の日のことだった。
もう4年も経つのか、そんな思いがある一方で、いろいろなことがあったのにまだ4年しか経っていないんだなぁ、と思う気持ちもある。
振り返れば、いろいろなことがあった4年間だった。目の前の仕事に翻弄されて振り返る間もなく過ごした時間がたくさんある一方で、目の前の仕事に唖然としながらいろいろなことをじっくりと考えた時間もあった4年間だった。
CBD-COP10に向けた激務、海外出張、結婚、CBD-COP10本番、骨折、出向、制度要綱づくりに向けた激務、203高地の攻防、交付に向けた交渉・調整・奮闘、訪れた数々の山・沢、そして企画した数々の飲み会・・・
思い返せば、いくつもの修羅場があって、心の余裕が足りなかった時も数多くあった日々だった。でもそれが辛かったかと問われれば、あらためて振り返って見ると大変な時もたくさんあったような気がするけれど、でもそうした時を過ごせて本当によかったなぁと思っている、と答えると思う。
職場で日々めくっている相田みつをの日めくりカレンダー。このカレンダー、1〜31の日付が振ってあって、毎月同じ日に同じ言葉を見ることになるのだが、今日の言葉はその中でもお気に入りの言葉だった。
「なまけるとこころがむなしい。一所懸命になると自分の非力がよくわかる」
そう、これからも日々一生懸命に生きていければいいな。おのれの非力を感じながらも、自分のやれること、やるべきことを常に探しながら生きていければいいなと思う。
サボっているわけではないのだけど、どこか少しだけ弛んでいる気もするこの頃。気を引き締め直して、頑張ります。


※(追記)翌日あらためてカレンダーを確認してみたら「なまけるとこころがむなしい。一所懸命になると自分の非力がよくわかる」の言葉が書かれた日付は21日でした。