休日 Saint-Jacques River Regional Parkを目指すが…

今日はカナダの勤労感謝の日で休みだった。朝7時頃起きようと思っていたのに気がつけば9時を回っていた。いやはや。ゆっくりと準備を済ませる。天気はすごくいい。
さて、今日は車も無いので、自転車でどこかに行こうと思っていた。地図を眺め、目指すことにしたのは、セントローレンス川の対岸にあるSaint-Jacques River Regional Parkという公園。地図上ではこのあたり。自宅からの距離は20〜25km。
朝10時を過ぎてようやく出発。Atwater Marketに向かい、そこからラシーヌ運河沿いに北上する。運河沿いの自転車道は今日もたくさんのサイクリストでにぎわっていた。そして、橋を渡り、セントローレンス川川中島(というか人工島)であるノートルダム島(Île Notre-Dam)を抜けていく。ここは何とF1カナダグランプリのサーキットを自転車がただで自由に走れるのがいい。自転車道のコースが気がつけば途中からサーキットになっている、というのもなかなか粋な仕掛けだ。セントローレンス川は嵐の後のためなのか今日はいつもよりも流れが強かった。

自転車道沿いを進み、Victria橋にやってくると、何とちょうど大型船の通過のため、鉄の橋桁が上に上がっていて、通れない。待ち時間は僕が付いた時点で23分。でもせっかくだからと回り道せずに待つことにした。大型船がゆっくりと近づいて来て通過していく。僕の実家のある町にもこんな橋桁が上がる橋があったので、なんだかこういう橋があることが嬉しかった。大型船の通過と橋桁の動く様子はこちら(YouTube、40秒)

さて、30分程待ってようやく通過となった。さらに自転車道を進む。
そして、無事Saint-Jacques River Regional Parkに到着。しっとりとした川・湿原の風景が広がっている。貸しカヤックもあるようだった。


が、メインの場所はその上流だと思われたので、そちらを目指してさらに自転車を進める。GoogleMapに従って進んでいったのだけど、なんということだ、最後の最後で入口が無かった。あらららら。

諦めきれず、しばらく探して無理矢理微かな踏み跡をたどって薮の中に入っていった様子はこちら。

でも蚊に刺され、薮に行く手を阻まれ、自転車のギア・ブレーキには雑草が絡まり、泣く泣く退散することにした。他の入口も探して彷徨うが見つからず。
北東部に入口がありそうだが、そこに行くには地図を見る限りぐるりと回り込む必要がありそうで、時間もかかりそうだったので、保護区内の川面を眺めながら、今日はすっぱり諦める決心をした。

行きと同じコースもつまらないので、少し南側に走り、ちょうど2ヶ月前に通ったセントローレンス海路の左岸の細い自転車専用コースを目指した。今日は出発してから先は水しか飲んでいなかったので、シャリばてしてしまったのか、対岸に渡るためのEstacade橋(シャンブラン橋の横にある自転車専用橋)までの10kmの道はやたらと長く感じた。そして、サール島を抜け、再び橋を渡り、街中を抜けて、Atwater Marketの近くのラシーヌ運河までたどり着く。体が甘いものを求めていた。Atwater Marketのアイスクリーム屋さんに自然と足が向いたが、結構な人が待っていたので、諦め、家にさっさと帰ることにした。
自宅地下駐車場に到着すると、走行距離がちょうど60.00kmになった。

少し体が引き締まったかも。そうそう、体と言えば、サントリーCCレモン仕込み筋肉三号機の動画(YouTube)が面白くて、何度か見てしまった。あきれる程の馬鹿らしさがあるのだけど、こうしたアイディアをとことん追求できるのもすごいなと思う。素直に尊敬です。

部屋に戻るととりあえずビールで乾杯した。引き締まった体がまた元に戻るかもしれないが、まあまた動けばいいだろう。9月になった。明日からの仕事も頑張ろう。