カナダ初スキー

ヨシナカさんに誘っていただいて、カナダ初スキーに行った。場所はモントランブラン。モントリオールから約2時間のところにあるリゾート地だ。スキーは昨年末の食中毒で痛い目にあったガーラ湯沢以来。
10時過ぎにはスキーを開始したのだけど、我ながら久々で太ももに力が入らずすぐにバテ、ヘロヘロだった。相変わらずの登山靴スキー。雪のコンディションが良ければそこそこ滑れるのだけど、少しでもガリガリの斜面が出てくると途端に腰が引けてくる。そうした斜面ではエッジを入れ込むも、登山靴の弱いグリップ力ではきちんと正確に体重を乗せて入れないと跳ね返される。その感覚がまだ戻っていない。かといって板をずらしてごまかしながら滑るとこれはこれでスピードが増すと不安になって余計な力が入ってすぐに太ももが疲れ切ってしまう。昔はこうでもなかったのに・・・と思うのだけど、思い返せば、昔はしょっちゅうクラッシュをして雪煙を何度も上げていて、おかげで13年間愛用していた前のスキー板は芯材が見えているほどボロボロだったのだけど、それだけ怖がらずにアグレッシブに滑っていたということ。50kgのザックをかつげる足の筋力とスタミナがあったのも強みだった。一方で今日の転倒は0回だった。ただし、ゆっくりごまかしながらの滑り。これが違いの一つなのだと思う。
テレマークスキーがプロ級のヨシナカさんは涼しい顔してビュンビュン滑っている。追いつけず。また鍛え直そうとしみじみと感じるひととき。夕方16時近くまで滑って、終了。外気温は−6〜7℃。雪質は一部固いところもあったけど悪くはなかった。
せっかくの北国勤務。今シーズンはまた登山靴山スキーのレベルを鍛え直そうと思っているところ。